社内活動
新本社ビル「HSB鐵砲洲」が完成しました
約3年をかけた本社ビル建て替えプロジェクトも最終章を迎え、ついに「HSB鐵砲洲」が竣工しました。
思えば、東日本大震災の揺れを体験し、新ビルの建設を決定し、ゼロからのスタートを切ってから早3年、ようやく完成となりました。
プロジェクトに関わったメンバーはもちろんのこと、このビルで仕事をする社員、さらには本社以外で勤務する者も含めた全社員が自慢できるビルになったと思います。
定礎式
2014年4月30日(水)にビルの引き渡しとともに「定礎式」が行われました。設計施工をお願いした竹中工務店の現場所長から当社社長にすべての鍵が手渡され、ビルの引き渡しが完了。引き続いて定礎式が滞りなく執り行われ、無事終了しました。
「定礎式」では芝本尚武社長直筆の文字を彫りこんだ定礎板を設置し、その中には定礎箱を入れました。
定礎箱には「当たり前のことを当たり前にやろう」の社訓や、ビルの配置図、建替えプロジェクトのスタートから現在までの取り組みをまとめたレポートや、現在の鉄道運賃や為替レート、世の中の状況などを記した文書を納めました。いつのことか分かりませんが、定礎箱を開ける未来の人たちに、今の時代を感じてもらえることを願っています。
50年、いや100年後にこのビルを建て直す時まで、静かに眠っていることと思います。
落成式
2014年5月12日(月)に、「HSB鐵砲洲」の落成式を行いました。
因みに「HSB」とは、「八丁堀・芝本・ビル」の意味ですが、「鐵砲洲」は当地の古い地名であり、当社が建替えにまつわる神事や毎年の初午祭でお世話になっている、「鐵砲洲神社」の名前でもあります。
当日は天気にも恵まれ、多くのお客様をお迎えして落成式を執り行うことが出来ました。
修祓式
設計施工の竹中工務店、設計監修の横河建築設計事務所と当社にて、鐵砲洲神社の宮司の元、厳かに神事が執り行われました。
内覧会
落成式の前には、社屋の内覧会を行いましたが、多数のお客様に参加して頂きました。ありがとうございました。
オフィスはあくまでも「器」であり、「魂」をいれなければ何にもなりません。これからが正念場だと思っております。
落成式(パーティ)
落成式には総勢110社の皆様がお集まり下さいました。
式典では当社社長の芝本尚武の挨拶に始まり、新日鐵住金の樋口代表取締役副社長に祝辞を頂戴しました。
ご来賓の方々と当社の役員が揃って木槌を振るい、
「鏡開き」を行ないました。
皆様がお召しになっているのは、創業当時の「芝本商店」の法被を復刻したものです。
引き続き、竹中工務店の竹中統一取締役会長CEOのご発声で乾杯となり、懇談に移りました。
お取引先、経済界をはじめ、多くのお客様がご臨席下さいました。
また、会場には当社の事業や歴史などのパネルを展示し、多くのお客様が興味深く見て下さいました。
手作りの運営
パーティの料理は「ホテル・オークラ」に出張サービスをお願いし、修祓式の設営もプロにやって頂きましたが、車寄せから受付、誘導、進行に至るまで、社員が全員参加で携わりました。
素人ゆえの不手際も多かったことと思いますが、私たちらしさの一片を見て頂けたのではないかと思います。