健康

色々な場面で社長のお話を伺うことがあるが、キーワードのひとつとしてよく取り上げられる言葉に『健康』がある。良い仕事をする為だけでなく健康は生活の基本であることは分かってはいる。でも、その為に何かを実践しているか？と聞かれると「・・・」下を向いてしまっていた。

健康を維持する為には運動が必要なのは分かっている。でも…もう何年も何もしていない、というか学生時代に運動部所属経験もない…。今更運動って言ってもね…と思っていた。

そんな私が「一回20分以上継続して歩くだけでも有酸素運動になって体に良い」と聞き、重い腰を上げた。幸いにして自宅近くに荒川土手があるので、そこを歩くことにした。土手に出てみると少年野球、サッカー、ランニング、サイクリング、ウォーキング等、意外にも沢山の人がいた。

週末に1回歩く事をしばらく続けてみたが、何回か歩いているうちに走っている人を見て、「もしかしたら自分も走れるのではないか？」とか思いだした。冷静に考えてみれば自分の人生において走ったことなどないのだから随分無謀だと思う。それでも土手で運動している周りの人に後押しされるようにしてある時ちょっと走ってみた。

が、体は正直で…多分100mも走れなかった。「なんでみんなあんなに走れるんだろう？…なんかちょっと悔しい…」それから毎回ほんのちょっとずつ距離を伸ばした。前回より少し長く走れると単純に嬉しい。単純な人間なのでそれを繰り返した。今2年目くらいか…。趣味は？と聞かれたら「ジョギング」と答えられるまでには至っていない。それでも、桜の季節には時間を気にせず勝手に“お花見ラン”と称して20km走ったりもする。これからも自分のペースで走り続け、健康でいられるようにしたい。