北の国から（札幌営業所）

札幌営業所に赴任し半年が過ぎました。涼しい夏はあっという間に終わり、現在初めての北海道の冬と格闘する毎日です。そこで北海道で営業活動をする上で欠かすことのできないものを三つご紹介します。

まず一つ目はフード付のジャケットです。札幌にくるまでは、（私服では）フード付のパーカーやアウターをきてもただの飾りくらいの感覚で、被ることはまずありませんでしたが、北海道では雪が強い日は日常的にフードをかぶって歩く営業マンを目の当たりにします。どんなにきちんと髪をセットしてもフードをかぶるとペタンコになりますが、頭に雪を積もらせてお客さんのところへ行くわけにはいかないのです。

二つ目はハイカットのブーツです。今年初めてまとまった雪が降った11月、まだ冬用の靴を持っていなかった私は普通の革靴でくるぶしのあたりまで積もった雪道を歩き、その日のうちにゴミ箱へすてる結果となりました。ハイカットのブーツはしっかり防水スプレーをかけておけば長靴並みの機能性を発揮してくれ、靴の中までぐちゃぐちゃなんていうことにはなりません。春までは手放せない一品です。

最後、ものではありませんが『時間のゆとり』です。夏はあんなに快適だった広い道路も雪が寄せ集められ一車線少なくなります。また吹雪になり高速道路が封鎖されることも日常茶飯事です。北海道で営業回りをする際はとにかく早めに出発し、天候が荒れた場合は無理をしないことが重要だと感じます。まだまだ北海道の冬は長いですが、事故だけは起こさないよう気を付けたいと思います。