社員ブログ
コロナ禍での入社~3年目を迎えて
ソリューション事業本部に配属されて、2022年の4月で早くも3年目を迎えました。当時を振り返りながら当社の様子や仕事の様子をご紹介します。
2020年の3月、入社が近づくにつれて「社会人になる事への期待と不安」とは別に、「得体の知れないウイルスが流行する中で、未来が見えない事への不安」が常に胸の中にありました。どこに行ってもマスクをしている人々、賑わいのなくなった街、緊急事態宣言の発令など、このブログを読んでくださっている皆様も、今までと異なる世の中に困惑していたのではと思います。
そんな中で始まった社会人生活でしたが、色々な意味で今までとは違った世界が待っていました。新入社員研修は当初の予定より大幅なプログラム変更・縮小を余儀なくされ、自宅からのリモート研修も経験しました。十分な研修期間が取れなかったことや、時差出勤の影響もあり、なかなか部署の皆や会社の皆と顔を合わせる機会もなく、不安な日々を過ごしあっという間に本配属の日を迎えました。
私が配属された「ソリューション事業本部」は、近年利活用が拡大しているドローンのソフトウェアを取り扱う部署で、パソコンやITなどの知識が一切なかった私にとっては、ひたすらに勉強の日々が続きました。先輩や上司との会議では、初めて聞く単語のメモを取っては、調べたり、聞いたりして、少しずつ知識をつけていきました。入社して間もないうちから一人で現場に出向き、目上の方に対して指導や検証を行う機会もあり、また普段では見る事の出来ない工事の現場に入るなど、貴重な経験を積み重ねることが出来ました。コロナ禍で、お客様と会う機会が少ないからこそ、1回1回の経験を大切にしようと心掛けています。特に、お客さんと話す際には、プロである現場の方の話を上手く聞きだすことを意識し、自分自身の知識の向上に繋げられるようにしています。時には趣味の話などで距離を縮め、仲良くなることで空撮案件の受注につながったこともありました。このような経験は、大きな財産となっております。
一方社内でのコミュニケーションは、ご時世柄歓迎会、同期会など行えず苦労しました。しかし先輩達がなんとか他部署とのコミュニケーションの場を!ということで開催していただいた「リモート飲み会」をきっかけに、他部署の人と話す機会が増え、会社の一員として少し受け入れてもらえたのかなと思えるようになりました。今では「まずは挨拶から」を心掛け、多くの人とコミュニケーションを取れるようになってきているなと感じております。
3年目を迎えるにあたり、これまでとは違い「貢献できるような動き」を意識していこうと強く思っています。若いからこそできる貢献というものはたくさんあると思うので、若手らしく元気に取り組んでいきます。
最後に、このブログを読んでくださっている学生の皆さんへ、社会人と聞いてどのようなイメージを浮かべるでしょうか?学生だった3年前の自分を思い返してみると、「残業だらけの日々」「不景気」「ノルマ」など、ネガティブなイメージが多かったような気がします。しかし、いざ自分が社会人となった今、そのようなイメージとは違った世界が広がっているなと感じています。もちろん、楽しい事ばかりではなく、時にはつらい事や壁にぶつかることもありますが、皆さんは1人で働くわけではありません。周りを見れば、「同期」「先輩や上司」「家族や友達」たくさんの人があなたを助けてくれます。学生であっても、社会人であっても、大切なのは「周りにいてくれる仲間」であることは変わりありません。そのすべての仲間を大切することで、社会人生活をより良い毎日にすることができると私は思います。皆さんの就職活動、そして社会人生活がより良いものとなりますよう、陰ながら応援しております!
最後まで読んでいただきましてありがとうございました。