社員ブログ
はじめての海外出張
私は学生時代にオーストラリアへ留学したことがきっかけで、英語を使って海外のお客様と仕事をしたいと思い、貿易部・海外グループを志望し、念願が叶い海外営業部へ配属されました。
私が所属している海外Gでは、「特殊鋼」の輸出販売をメインに行っております。特殊鋼とは、建築などに使われる材料に比べて、硬い、錆びにくい、熱に強いなどの付加価値を備えた鋼で、自動車や機械の部品、金型、工具等の材料に使われています。また、亜鉛のリサイクル原料を輸入し国内に販売することも行っています。
その仕入先を訪問する為、ベトナムへ1週間出張しました。初めての海外出張で緊張もしておりましたが、目的の一つである取引先との関係強化も達成することができました。
しかし、仕事以外では例えば料理を注文する際にも言葉が通じないことや、タクシーがなかなか捕まえられないなど苦労しました。ベトナムでの移動手段はほとんどの人がバイクで、街中には日本のようなタクシー乗り場が無く、運良く通りかかったタクシーを捕まえるしかありませんでした。ようやく捕まえたと思っても、メーターの無いタクシーで料金の交渉に苦労させられました。しかしながら、こうしたことも海外出張の1つの醍醐味ですので、あらゆることが学びで貴重な体験でした。
私は就職活動中に会社選びの基準として「成長できる環境があるか」ということを重視していました。初めての出張を終え、帰途につくなかで、そのことを思い出しながら「まさに今、私はその環境に身を置いているのだ」と改めて実感しました。
芝本産業では、入社して半年で、大きなプロジェクトのメンバーとなり、2年目からは大口顧客を任せてもらえるなど、先輩社員のフォローがありながらですが、様々なことに挑戦できる場面が多くあります。時には大きなプレッシャーを感じることもありますが、早い段階でこのような経験ができる機会は滅多にないので、自分の成長の為に前向きに取り組んでいます。
今後は一日でも早く会社の利益に大きく貢献できる人間になれるよう頑張っていきます。